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【第10回ミズ・バラエティー社内木鶏会】

(感想文:50代男性)『かくて運命の扉をひらいてきた』を読んで

さだまさしさんの歌は子供の頃から聴いていました。「関白宣言」は自宅に親が購入したレコードがあり、流れている歌を聴きながら、不器用なそれでいて奥さんのことを大事にしている大人の歌だと子供ながらに感じていました。

社会人になってから会社の宴会の場で、関白宣言をカラオケで歌った記憶があります。

私にとって印象深い歌だったのだろうと思います。

高校生の時、さだまさしさんがテレビで「親父の一番長い日」という歌を歌っているのを見て聞き入ってしまったことを覚えています。

この歌は11分という長編で、両親、息子(兄)と娘(妹)の家族が、兄の視点から見た妹の成長と出来事を歌った歌になります。

高校生の当時も非常に感動し、社会人になってからもたまに聴いていました。

しばらくは聴いていなかったのですが、今回の記事を読んで久々に聞いてみました。

いい歌には変わりないのですが、高校生の頃と今とでは頭の中に描かれる情景、感じ方が大きく異なりました。

この歌は年頃の娘さんのいる方に特におすすめします。日本酒の熱燗と塩味の焼き鳥を肴にして聞くと、少し寂しいですが幸せな気持ちになります。日常の大切さをしみじみと感じる歌です。ぜひ聞いていただきたいです。

今回の記事を読んで、挫折を経験しながらもチャンスを掴み取り、周りに感謝し手抜きをしない姿勢が歌に現れていると感じました。その姿勢は見習っていきたいと思います。